いつもレースに動画のリンクを貼りたいなあと思っていたのですが、PC用の南関公式サイトの結果に表示される「レースリプレイ」というボタンをクリックしてもFlash Playerが云々とかで動画が再生できない。おそらく設定を変えずにブラウザを普通に利用していたら無理なんじゃないかと。
それじゃあ不親切だということでリンクは控えていたのですが、いろいろと調べていたらわかりました。
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20190920&race=7&track=ooi
これがゴール前でお見合いがあった金曜日の大井7R。
配信先である地方競馬ライブのURLに日付、レース、場所の変数を付けると個々の映像へのリンクが可能なんですね。いまさらって感じですか…。
が、こちらの動画もFlash Player仕様。ブラウザにFlashがインストールされていなければならず、最初に動作の許可も必要。やはり手間。
さらにWebに詳しい方ならご存知かと思うのですが、Flash Playerは2020年にサポートが終了するとアナウンスされてますので、リンクを貼っても将来的には無駄になるのかなと。
スマホサイトは非Flash仕様っぽい?(よくわからない)ので、PCサイト側も早く変更していただきたい。
というのが前置き。
本題は、このレースの映し方って、いつまでスタンド側からのアングルのみなんだろう。ということ。
中央や地方に関わらず、競馬は近年、あらゆる面で技術的に大きく変化・向上してきたわけですが、なぜか唯一変わらないのがレース映像の映し方。
確かにレース自体を追うなら現状がベストとも思います。たまに欧米の競馬のように馬群と並走する映像も交えたりもしてますが、あれは逃げや最後方待機といったような展開を重視する日本の競馬には、かえって全体が見渡せないので合わない気がします。
しかしここ、レース展開だけではない他の映し方ももっと研究できる分野ではないでしょうか。
そんな中では進歩したと評価したいJRAのパトロールフィルムの公開。
横位置の関係を見ることが出来て非常に面白い。これは南関にも導入をお願いしたい。(南関は能力試験動画の公開を評価!)
レースってその瞬間だけじゃなく、ゴール後もいろんな角度から見ることが出来たらもっと楽しいはず。
終わってからあーだこーだと御託を並べるのも競馬の一部じゃないですか(笑)。
例えばスタートを上から俯瞰で映すとか、ヘルメットにカメラやマイクを仕込むとか。鞭を持ち替える瞬間、手前を替える瞬間、レースをマクロな視点だけでなくミクロの視点からも見られるようなったら、さらに語るべき御託が増えて盛り上がると思うんですよねえ。
競馬ではありませんが、アメリカのNFLやNBAなどのスポーツでは専門の部署があってつねに映像が研究されているといいますし、一部映像をSNSなどに拡散OKとすることで新しいメディアやコミュニティが生まれていたりします。
コスト的に地方競馬からの改革は難しそうなので、まずはJRAが率先して取り組んでくれないかなあ。