年末年始もなかなか余裕が無く、溜まったデータを詳細に分析する時間を持てないのですが、本日月曜日がJRA開催との兼ね合いか振替休日か、南関競馬がお休みということで、この隙を使って大まかな数字だけ出しておこうかなと。

競馬の開催としては新年度4月から区切る考え方もあると思いますが、今回はタイトル通り2019年1月1日~12月31日の1年間で上位人気馬が複勝圏(7頭立以下は2着まで)に絡んだ率になります。
範囲が5番人気までなのは、単純に面倒なのと5頭未満だと複勝式が成立しないため。
手作業でエクセルに入力しながら集計していますので、多少の誤差はある気がします。たぶんある。ご勘弁を。

浦和(655レース)
1番人気 72.1%(472回)
2番人気 56.9%(373回)
3番人気 41.8%(274回)
4番人気 33.6%(220回)
5番人気 27.2%(178回)

船橋(672レース)
1番人気 68.9%(463回)
2番人気 53.6%(360回)
3番人気 41.1%(276回)
4番人気 35.9%(241回)
5番人気 27.1%(182回)

大井(1141レース)
1番人気 61.8%(705回)
2番人気 50.5%(576回)
3番人気 40.9%(467回)
4番人気 34.2%(390回)
5番人気 26.9%(307回)

川崎(758レース)
1番人気 72.0%(546回)
2番人気 53.2%(403回)
3番人気 43.8%(332回)
4番人気 35.0%(265回)
5番人気 25.3%(192回)

何のひねりもなく人気順に確率が高い。2019年に関しては、南関の“人気”はおおよそ信用できる指標だったと言えそうです。

さて、非常に特徴的なのは率の分布が4場とも似ているという点。
1番人気が60~70%で、そこから順位が下がるたびに率が1割程度落ちていく。5番人気まで下がれば確率4分の1と、わかりやすい。
大井の1、2番人気の率が低いのは1レースの出走頭数が他場より多いからでしょうか。3~5番人気は低いわけではないのでちょっと自信はないです。
さらに距離別などで調べると何か特徴が見つかるかもしれませんが、今回は単純な人気のみの視点で。

まだ1年間だけのデータなので、この傾向が恒常的なものなのかは引き続き追っていきます。
たびたび書いてますが、こうした数値は将来を保証するものではないのであくまで参考としてご覧いただければ。

ただ、
「下位人気を狙えば、的中の確立も低くなる」
オッズに目がくらむ時、これを思い出したい(笑)。